考えを伝えない自己表現

非主張的な表現

空気を読まない人

 人は誰もが嫌われたくないですし、良く思われたいと思うものです。
 「あいつ空気読読まねえなあ」と、「空気を読まない人」Aについて友達と話をしている自分は何を考えていますか?嫌いな人Aは、周りを気にせず自分が正しいと思ったことを口にして一人でぱっぱと仕事を済ませて帰ってしまいます。
 
 すると、「空気を読める人」はどのように「空気を読まない人」Aについて評価をするでしょうか?
「自分はあいつとは違う」「自分はできる人間だからああはなりたくない」「Aは嫌い、苦手だ」
  例えば、これらの思考が浮かぶとAに対する嫌悪感は助長されます。人の悪口を言って楽しく会話をしているはずの自分ですが、次第に自分が悶々とした気分になっているかもしれません。苛立ちや怒りの感情が湧いてきていないでしょうか。

自動思考の功罪

 自動思考とは考え方(認知)の中でも瞬間的に浮かんでくる考えやイメージのことを指します。
 自動思考は、考えのくせとも言われており、自分で気づかいていないこともあります。

行動のくせ

 行動のくせとは、「テレビを見るときはつい寝そべって見てしまう」「風呂場で体を洗う時は右手から」と言った具合です。

考え方のくせ

考え方のくせには、「失敗したからもう自分にはチャンスが来ない」「自分には能力がない」など悲観的に考えるくせ、「周りに嫌われるかもしれないが仕事が早く終わって自分が楽に済めばよい」と言ったように自己中心的ですが合理的で自信に溢れた考え方のくせ、など多種多様な考え方のくせがあります。善悪を判断するものではありません。

思考が気分を悪化させる

 
自動思考という概念は、あまり日常生活で意識したことがない人も多いと思いますが、この思考のクセが曲者です。あなたの思考パターンはどうですか?
考えを伝えないまま過ごすことで周りと軋轢無く過ごせるかもしれませんが、自分の意見や考えを押し殺し続けたままでは「どうして自分の思った通りならないのか・・・」「しょうがない、諦めよう」というマイナスの思考に覆い尽くされてしまうこともあります。

自分の考えを汲み取って行動してくれる他人は基本いません。

“沈黙は金なり”= 日本の美学ですが、ペラペラ喋ることも自己表現の1つです。

思考によって気分は大きな影響を受けます。

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